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 手入れの行き届いた作業場で山乃屋の代表・影山さんは黙々と納豆のパック詰めに取り組んでいました。国産大豆を使い、独自の製法で匂いを抑えたふっくらとした納豆は、「納豆が苦手でも食べられる」と評判です。

 驚くことに、影山さんは川俣町にある自動車部品メーカー「カミノ製作所」の元社員。部品製造は視力を酷使する作業が多く、高齢になると続けるのが難しいという課題を抱えていました。そんな中、「年を重ねても働き続けられる仕事をつくろう」という発想から、新たに取り組んだ事業が納豆づくりでした。

 しかし、山木屋地区は避難指示区域に指定され、カミノ製作所もやむなく休業となりました。その後、なんとか納豆づくりを再開しましたが、2021年、代表の高齢化を理由にカミノ製作所は納豆事業を畳むことになります。その後はいわき市内の焼肉店が事業を引き継ぎましたが、2023年には撤退を決定。山木屋納豆は再び存続の危機に立たされました。 

 「納豆がなくなってしまうのは寂しいね」「この味は残してほしい」

 地域の人の声に背中を押されるように、影山さんは2023年4月、納豆屋「山乃屋」を創業したのでした。

 そんな地域の皆さんの想いがぎっしり詰まった山木屋納豆。事務局スタッフも食べてすっかり虜になり、今やリピーターの一人です。影山さんの山木屋納豆に変える想いとそして山木屋納豆の美味しさをマガジンにまとめております。ぜひ、ご覧ください。

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