
今週末8/23(土)は再び、開成柏屋店のポケットパーク(郡山市)に場所を戻し、開成マルシェが開催されます。ふくしま12市町村ファンサイト商店では、葛尾村からヤギのミルクを使った石鹸やチーズや田村市産のパッションフルーツなど、これまた珍しい逸品を販売します。当日に先駆けて、出店事業者さんのご紹介をします。
まずは、事務局スタッフが一目惚れ?(試食を食べて大好きになったので、一口惚れ?かな)した葛尾村でヤギを飼育し、ヤギのミルクを使った加工品を製造・販売しているWisteria(ウィステリア)株式会社さんのブランチーズです。


一度はご賞味いただきたいブラウンチーズ、もう虜です(笑)
ブランチーズとは、牛乳からチーズを作る際にできるホエイ(清乳)を長時間煮詰めて作られたキャラメルのような濃厚な甘みと塩味が特徴の乳製品です。通常、ホエイは産業廃棄物として破棄されますが、栄養価が高く捨ててしまうにはもったいないと、最近各地で製品化される動きがあります。
葛尾村でヤギの飼育を行いつつ、ヤギのミルクはまだ供給が安定していないため、僅かに採取できるミルクはヤギ石鹸として販売しています。現在は、南相馬市にある柚原ファームさんから生乳を仕入れ、モッツアレラチーズも製造販売しています。将来的には、ヤギのチーズやヤギのお肉を使ったサラミやソーセージも製造を予定しています。
このブランウンチーズはキャラメル状になるまで長時間に詰めるため、とても手間がかかります。しかしながらその味は格別。ワインやブランデー、ウィスキーなどのおつまみにピッタリ。もちろんトーストなどにしても美味です。当日は、もう一つの主力商品であるモッツアレラチーズをその場で楽しんでいただけるよう「チーズフランク」「ベーコンチーズ巻」にしてご提供くださるようです。

Wisteriaさんのもう一つの目玉、モッツアレラチーズ!
そして、田村市からは県内での生産者はまだ数えるくらいといわれている希少な「パッションフルーツ」が登場します。生産者は昨年もこの開成マルシェにご参加いただいた大越町の佐久間辰一さんです。昨年はタイミングが合わず、生のパッションフルーツには届かず、ジャムをご出品いただきました。ところが、このジャムも大変好評で完売。今年は念願かない、生のパッションフルーツを販売いただきます。

正真正銘の田村市産パッションフルーツ、畑でその実を確認して参りました!
写真はまだ青い実の時期に畑にお邪魔させていただいたので、ツヤツヤグリーンですが、収穫期の今はきれいな赤紫色になっています。中は甘酸っぱい黄色い綿状の果肉で、これがなんとも美味しいのです。沖縄などではメジャーな果物ですが、ここ福島でも栽培できるのですね~。正真正銘の福島産、田村市産のパッションフルーツですので、この機会に味わってみてください。

別名「ひまわり先生」とも呼ばれる佐久間さん、その理由はまたの機会に・・・。
パッションフルーツの他、食用のサツマイモの茎(炒めて食べると美味!)やゴーヤ、トマトなど佐久間さんの優しい笑顔のような素朴で愛情たっぷりのお野菜が並びます。ちなみに佐久間さんは、元岩瀬農業高校の教師をされていました!ですから農業のプロですから、こんな珍しい作物にチャレンジできるのかもしれませんね。佐久間さんのお話はまたどこかでご紹介したいと思います。
それでは、今週末も暑さ対策をして、開成マルシェにお越しください!みなさんのご来場をお待ちしております。
【日程】8/23(土) 9:00~14:00 ※商品がなくなり次第終了
【場所】 開成柏屋 ポケットパーク 〒963-8024 福島県郡山市朝日1丁目13-5